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- Jul 29, 2019
なくて七癖
前髪のメンタリティに引き続き、 「なくて七癖」 タバコも癖なら、タバコを吸う時に ちょっぴり眉間にしわを寄せるのも癖。 また、特に女性によくあるのは、 髪を手で触る癖。 大概、本人は気づいてない。 無意識の行動。 これがいい悪いを論じるつもりはない。 ただ、無意識の行動を 意識的にすると、 自分の癖のあり方がわかる。 そうすると、 それをやめて、ニュートラルにしてみると どうなるだろう? アレキサンダーテクニックいわく、 ニュートラルに戻ると 無限に可能性が広がる、と。 マスク(仮面)のワーク曰く 役者はニュートラルな顔を持ち、 そこからキャラクターを足して行く、と。 5リズムでは、 自分のパターンを知る。 私たちは皆、「聖なる役者(Holly Actor)」である。 プロの役者と私たちの違いは、 普段行なっていることを 意識的に、再現するのが役者の仕事。 だとすれば、 どんな役もこなせるためにも 自分をニュートラルに戻しておくと 本当に無限の可能性が広がるよね。 髪の毛を触るのがいいか悪いかでなく、 それが自分の癖ならば 「触らなければどう感じ


- Jul 25, 2019
前髪のメンタリティ
「このお芝居において、あなたの前髪、死ぬほど大嫌いよ、あなたのことは大好きだけど」 長年一緒に写真の仕事をさせてもらっているキッズミュージカルのディレクター、ライザが主役の男の子、ヘイリーにそう告げた。 おお、罪を憎んで人を憎まず。 ブレネー・ブラウンのいうところの 「私は失敗を犯した」は罪。 「失敗を犯した私はダメな人間」が恥。 〜 〜 〜 〜 〜 さて、話は本題に戻って なぜライザがヘイリーの前髪を嫌うかというと 前髪が目にかかることによって、ヘイリーが「無意識にやっている」 髪をかからないようにする首を振るというアクションにつながるからだ。 そして、前髪が表すメンタリティ(感情、そしてその表現)が芝居の邪魔になるからだ。 また、その前髪がどうしてもないと不安、 大人の振りするティーンエイジャーとしては、かっこいいポイントなんだけど というメンタリティも。 実際にカメラを覗いていると、彼はなんども髪を目にかからないように首を振るので、 いいところでシャッターチャンスが逃げるんだ。 結局ライザはヘイリーを説得し、ヘアピンで前髪の一番長い部分を隠


- Jul 21, 2019
金繕い Kintsukuroi
金継ぎ、銀継ぎ は聞いたことがあった。 金繕い、銀繕い、という言い方もあるのだそうで 英語ではコッチがメインになってるっぽい。 KinTsukuroi なぜ今、金繕い? というと、私のメンターであるケイトから その記事が送られてきたからだ。 「壊れや欠け を隠すことなく、 金や銀を使って アートにする」 まるで5リズムと一緒ね、 と。 私たちは、壊れたからといって 自分を捨てられない。 私たちは、壊れてないフリをしたって そこから水が漏れることを隠すのに エネルギーを使うわけにはいかない。 だから、 見せて、さらして、 昇華する。


- Jul 18, 2019
老人のチカラを侮るなかれ
今日はロスに戻ってきた友達が遊びにきて、老人ホームでボランティアしたいんだよね、という話をしていった。 私はしばらくの間、ロサンゼルスの老人ホーム、KEIRO(通称敬老ホーム)で5リズム(当時敬老ホームではリズム体操と呼ばれていた)クラスを持っていた。 老人と子供と障害のある方は、独自のリズムを持っており、ある意味自分勝手で、これらの施設で教えていたガブリエルロスは、全く思い通りに動いてくれない彼らの事を「私の最初の禅のマスター」だと言っていたのがよくわかる。 さて、老人について。 老人は世間から老人として扱われるから老人なわけで、 彼女、彼らは、子供の時の延長上にいる。 多分、昨日と20代の時との境目はあんまりないんだろうし、 つまんなかったことは2年前でも大昔に感じ、 楽しかったことは50年前でも昨日のように覚えているものだ。 そして、彼らの身体能力だって、本来はハンパない。 老人だからこれだけ、と周りが決めているから、 なんとなくそうなっているだけで、 さあ、動こうね、と言うと、驚くほどに動かれる。 ストレッチャーに乗ったおじいちゃんのカオ

- Jul 14, 2019
NYの5番街で
「静かなところで心を落ち着けて 瞑想をするのは簡単よ。 だけど、NYの5番街で どうやって心を落ち着けて 瞑想する方法があるかって? あるわよ。 それが5リズム」 - ガブリエルロス どんな騒音の中でも どんな問題の中でも どんな状況の中でも 自分を落ち着けて瞑想をする。 瞑想とは、心を落ち着けて自分を見、 自分に集中し、自分と繋がることである。 したがって 必ずしも足を組み、印を組んで うやうやしくやる必要はない。 現代社会向けの瞑想。 それが5リズム。


- Jul 11, 2019
責める
ブレネー・ブラウンという大好きなリサーチャー兼ストーリーテラーという肩書きの研究者がいる。著書は「Power of Vulnarbility」など。 アマゾンでも数冊出ているようだ。 彼女のTEDトークの中で私的に一番ウケたのが 「白いスーツを着て仕事から夜遅く家に帰って来た時に 台所においてあった赤ワインを倒してしまい 一番最初に思ったことが 『全く、スティーブン(夫)ったら!!!』 だった」 私も何かにつまづいたりすると、必ず 「全くトムったら!」 と、やる。 人は責めるのが好きだ。 ブレネー・ブラウンも 「あなた、責める人? 私はもちろん、責める達人よ!」と笑う。 それは倫理や道徳を考えているヒマもなく、咄嗟に出る。 5リズムとどう繋げるか、って? そりゃもう、 「責める、という踊りを踊ろう!」 でしょ? そして、それがどう変わるか、みてみよう。 ブレネーブラウン 「傷つかない心の代償」 http://www.ted-ja.com/2014/08/the-price-of-invulnerability--brene-brown-tedxk


- Jul 7, 2019
二匹の犬
近所で工事が始まり、朝7時からハンマーで壁を壊す音がすごい。 1時間も続くと、 犬のうんこを拾った袋ごと、 その家に投げてやろうかと思うほど。(投げませんよ) その音に集中すると、とたんに嫌気がさす。 嫌気に集中すると、 部屋に飾ってある花にさえ意識が向かない。 そんな時は、呼吸に集中を向ける。 そんな時は、足の裏に集中を向ける。 どこに集中するか、によって、自分の気持ちが変わる。 その昔、ブライアンケストという パワーヨガの師がクラスで言った言葉。 「誰もの心の中に、 どんなえらい人の心の中にも 二匹の犬が住んでいる。 その犬達の名を、 「ヒットラー」と「仏陀」と名付けることにしよう。 その二匹がいつも喧嘩するわけだな。 で、どっちが勝つって? そりゃ、 ”エサを与えたほう” さ」 ダウンドッグをしていたにもかかわらず、 ポンとひざを叩いて 「なるほど!」 と言いたかったほど。 そう、全ては エサを与えた方が勝つ。 === ロサンゼルスでのクラス 月曜の夜、7:30からは Mitsuwaの向かい「A Kids Place」幼稚園を借りて クラス


- Jul 3, 2019
スペースをあげる
誰かが泣いている時 「大丈夫?」ってかけよる人がいる。 誰かがないている時 抱きしめてヒーリングし始める人がいる。 一瞬美しそうに見える。 だが、 想像してみて。 もっとも悲しいことや辛いことの最中、 たとえば身内やペットが亡くなったとか、 「あ〜ん、可哀想〜〜!」って来られたら? 5リズムではこう言う時に 「その人のプロセス」として捉える。 だから、「大丈夫?」ってやらない。 だから、抱きしめてヒーリングしない。 そのかわりに、 プロセスがちゃんと行われるように 「スペースをあげる」のだ。 ケアする気持ちを持ちながら距離を持ち、ほおっておいてあげる。 優しさの履き違えをしてはいけない。 寄り添うことの履き違えをしてはいけない。 一人で泣けるスペースをあげる勇気が時に必要ってこと。 ======= Masayo Benoist 5リズムティーチャー 7/7 名古屋スカイプクラス 12時〜2時 湘南シャイズ名駅校 お問い合わせは梅田まで また、スカイプ、ズームによる個人レッスン(個人セッション)もしています。 (日本時間、火曜〜金曜の朝8時〜午後3