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- Oct 31, 2018
本能に戻るために踊る
「私たちは、カオスを通し、本能に戻るために踊る」 ガブリエル、そしてジョナサンが言っていた言葉。 ローマのワークショップは感動的に終了した。 この会場のある田舎は、全然ローマとかイタリアへ来た気がしなかった。 この日、私はこの田舎を引き上げ、ローマの街中へ移ることになっていた。 私だけじゃなく、キャトリーヌもライドを必要としていたので、二人で頑張って乗っけてくれる人、探そうね!と。 終わった後、グループ写真を撮って、たまたま隣にいた女の子に私の手が伸びた。 なぜその子だったのかはわからない。ただ、今、聞かなきゃ、と思った。 「ねえ、ローマに住んでるの?」 「そうよ」 「車で来てるの?」 「うん」 「どこか近くのメトロまで乗っけてってくれることできる?」 「いいわよ」 そして、私のホテルの場所をいうと、自分の家の近所だったので、そこまで送ってあげるね、と。 一気に肩の荷が下りた。 キャトリーヌは、便乗させてもらって嬉しいわ、と喜んだ。 車の中で話が弾んで行くと、彼女の名前はコジマ(Cosima よくあるイタリア名なのだそうだ)で、日本に小島っていう


- Oct 30, 2018
イタリア時間はリリカル
初日、受付開始時間10分後にようやくスタッフが超笑顔で現れ、ワーク開始の30分を過ぎた頃、ようやく皆がウォーミングアップに入る。 イタリア時間の洗礼はこうやって始まった。 初日は終わりも11時を過ぎ、入口の外でタクシーを呼ぶのに手を尽くすが、目的地の私の宿を告げると、近いに送迎は遠いので無視される。高速だから歩けないけど、車でたった5分先。歩くと迂回のため1時間半とグーグル先生。 12時を過ぎ、途方にくれていたところへ、最終の鍵を閉めたスタッフたちが車で現れる。 彼らもタクシーに乗せてくれるようトライしてくれ更に30分から40分費やす。が、ゲラゲラ笑いながら道ゆく酔っ払いの車に対応しながらなので、何が起こっているのかわからず少しビビる。 1時間以上皆で手を尽くしてくれ、すでに夜中の1時半。 うーん、トライする前に送ってくれたら早かったのでは?と思う私は合理的なのだろうか? 一緒にご飯を食べない?とオリビアに誘ってもらい一緒に歩き始めるが、まるで蝶々みたい至る所で止まって話し、その度に人を誘うので、当初4人だったのが15人に膨れ上がり、その度に人数


- Oct 29, 2018
ローマ、超カオス三昧
ローマでのワークショップ、Slow Dancing Chaos が終わりました。 夫は1日目、3時間のワークショップに参加し、見事に踊り切りました。 終わった感想が 「こんなに自分が踊りを好きだなんて知らなかった」 時々チラっと見たときは、とにかく真剣にすごく自分に向き合って踊っている様子。 次の2日間、夫は別の予定があったので参加しなかったんだけれど、結構こころは揺れていた模様。 「足の裏が痛くなかったら予定をずらしてもいいんだけどなあ」と。 初めてのワークショップがガブリエルの息子、ジョナサンで、 そりゃ適切に、そりゃ動かされまくって、そりゃ汗を滝のようにかきまくって 足だって普通以上に動かして、 テーピングはしてたものの、子供じゃないけど、びっくりしたんだろうなあ〜。 と言うわけで、 次回、週末ワークショップに誘ったら、絶対にいきそうな気がする。 前進前進! === 週末ワークショップ全体は、もう、なんとも言えず素晴らしかった。 しかし、Slow Dancing Chaos って、 一体どこがスローだったんだろう? 覚えてないんだけど、 ず

- Oct 25, 2018
夫、ローマで5Rデビューか!?
ローマの休日ならぬ、ローマで5リズムのワークショップ「スロー・ダンシング・ウイズ・カオス」を受けに行く。 明日の朝、出発。 夫のトムは音楽のお友達がローマに住んでいるので、一度行ってみたい場所だと常々言っていた。というわけで、一緒にローマへ。 私は週末5リズム三昧で、夫は友達と音楽三昧の予定。互いがバラバラでもそのあと2日はまるまる観光へ。 1日目、着いた日の夜の5リズムは、7時〜10時の3時間。 その夜、皆での懇親会ディナーがあるらしいことを告げると 「1日目の夜、しかもフライデーなのに一人で食べるのイヤだな。ブルーノはその日、忙しいらしいんだ」と。 「なんなら金曜だけ、ダンス参加する?」 「あ、いいよ」 ・・・予想をしない展開! 私は主催の人にメールを書き、夫の参加を打診した。 「いいよ、連れておいで」 とコチラも予想をしない展開。 というわけで、ウチの夫、ついに5リズム海外ワークショップに、3時間だけだけど、デビュー!!! しかも、初ジョナサン!(*ジョナサンは、ガブリエル・ロスの息子) というより、トムは私以外のクラス、受けたことない。


- Oct 22, 2018
ガブリエル・ロス
2012年のこの日、ガブリエル・ロスという黒い鳥が天へ飛んで行った。 私は一人で家にいて、私は悲しく、怒っていた。 なぜ死んじゃうの?なぜ今なの?なぜ私の受けるティーチャーズ・トレーニングがあと半年であるのに、あなたは教えてくれないの? * * * 5リズムを作ったガブリエルに初めてあったのはニューヨーク。 その時、たった一瞬で自分のエゴをバラバラにされた。 いや、バラバラにしてもらった。 私はガブリエルにとても大きなことを教えてもらった。 私はガブリエルのほうへ歩いていって、自信満々に 「日本で5リズムを広めてあげるわ」的なことを言った。 すると彼女は微笑んで 「いらないわ。日本にはもうティーチャーがいるもの」 と言った。 「だから、私が二人目のティーチャーになって、もっと広めるの」 「あ、大丈夫。いらないから」 もう一度微笑んで彼女はそう言った。 カチンと来たが、彼女と一緒に写真をお願いした。 なぜなら、日本人にありがちな「ブログに必要な、大好きな記念撮影」は押さえておかなくてはならないからだ。 知り合いでもないのにイキナリ写真をお願いする私

- Oct 20, 2018
Moving On 「進む」
少し個人的なことを・・・ 最近友達の間での話題は親のこと。そういう年代らしく、病院や施設ではプチ同窓会(笑) おかげさまで、私の親はまだこの世にいてくれていますが、母は5月に倒れ、要介護です。 そんな私が、介護に日本へ帰ったこの夏と秋、何度も思い出したビデオ。 生きることから死ぬことへのサイクル、それをつないでゆくもの。そんなビデオ。 そのビデオは、私の5リズムの師匠であるケイトの夫で、同じく5リズムの先生でもあり、 そのティムがボーカルをしている、イギリスのロックバンド、ジェームスのビデオ。 魂をつなぐ糸が、次へ、次世代へと繋がっていく。Moving On!! LAに帰って来て早々、ティムのクラスを受けたので 「日本で母を看ている時、このビデオのことをずっと思い出してたのよ」 と伝えると 「あのビデオは僕の母さんが死んだときに作った曲のビデオなんだ。僕たちのビデオの中でもベストなビデオ。。。あ、そうそう、イギリスの福祉施設でね、子供達に死とは何かを伝えるためにあのビデオが使われてるんだよ」 と。 Moving On! 留まらずに先に進む。 私た


- Oct 18, 2018
5リズムのジャーナル
5リズムのワークショップでは、多くの人がジャーナルを持って来ます。 ジャーナルとは日記。だけど、今日どこどこへ行ったとか、そういう記録ではなく、踊った時や、踊った後の記憶や気づきを書くためのもの。 体を動かすと、頭が真っ白になったときにふとアイディアが浮かんで来たり、急に言葉やポエムが浮かんだり、ふと「あれ?なんで今、5歳の時のことを思い出すんだろうな」などと言うことが時折あります。 そんなときは書くチャンス。 夢と同じように、踊りからさめてご飯でも友達と食べにいくと、忘れることもあるから、何か浮かんだらすぐに書けるように、ダンスフロアの端には色とりどりの自分の大事なジャーナルが。。。 どこかでわざわざ探して来たような特別な思い入れが入ったジャーナルを持ってくる人も。 この何でもスマホやコンピュータですませる電子時代だからこそ、紙にペンで書く、そのアナログな感じも大事にしたい。 それは文字であっても、文字でなくても、絵でも線でも、塗りつぶしでも、なんでも。規則なんてない、自分だけのジャーナル。 せっかく踊って体の内側から出て来た記憶やアイディア。


- Oct 16, 2018
I'm Home!
LAへ戻りました。カラっとしていて、ヤシの木が揺れるLA、ウエストハリウッドのBGMは車の騒音+時々Fワードですが、在米かれこれ18年、コチラも落ち着くようになりました。 日本では、ワークショップ以外の時は父と1ヶ月、二人で暮らしました。 母がよく出来た人だから、父は何も自分で出来ない。どこに何があるかもわからない。 入院中の母に代わり、88歳の父に「おとうさん〜〜、私にコーヒーいれて〜」と頼むと、一生懸命いれてくれて、ほら、ひとつ学ぶ(笑) やみつきキャベツも、父の目の前に材料をそろえて混ぜてもらう。 「お父さんが作ったね!」と言うと、これなら一人でできる、と大喜び。 そう、できるんです! 「お父さんったら私がいないと何も出来ないんだから〜」というのは、能力を取り上げているだけ。 「怠け者の女は男を優秀にする」が 私によって実証されました。 父を家に一人残して離れるのは心が痛みましたが、父よ、試練を超えろ。君ならできる! 久しぶりに会う夫と犬!ああ、私の作った家族だ〜と思う瞬間。 ただいまLA! しばらくの間、よろしくね! 明日からは私のメンタ


- Oct 15, 2018
ホームリズム
ファイブ・リズムの、5つのリズム。 ・フローイング ・スタッカート ・カオス ・リリカル ・スティルネス 自分が一番ピンとくる、あ!コレ自分だなと思うリズム、いわゆる気質みたいなものを「ホームリズム (Home Rhythm)」と呼びます。 ところが、本人がそう思ってるのと、まわりから見るのとでも違うし、時期によっても違うし、立場によっても違う。大違いでビックリすることも!。あらゆるものは随時刻々と変わって行きますが、本質の部分の優位リズムとでも言うべき、ホームリズム。 そんなことを意識して自分を観ると面白いです。 特にシャドウで見てみるとよくわかる。(ライト&シャドウを受けた人はわかりやすいかな?) そして、これが自分のホームリズムかな、って思うキカッケがあったとき、 5リズム・ジャーナルに、そう思った理由やことがらなどを書いてみてはいかがでしょう? あ、5リズム・ジャーナルって何?と思った方。 それはまた、次回! 今週末、大阪(20日、土曜日 13:00~14:30)カムロダンススタジオと 名古屋(21日、日曜日 12:00~14:00)湘南


- Oct 14, 2018
最高のラストデイ!
地元の小浜で、ソウルコラージュをやり、その後、父と銀杏をひろい、洗ってユーチューブでレンジでのやり方をみて、二人で調理して美味しいね、と言った楽しい夜中。 翌朝は大阪へ。関大の小室先生のゼミにて5リズムをやらせていただいた。これが今回最後の5リズム。 キャンパスってなんだかアガる。エラそうに1時間のお話と、2時間のクラスをやらせていただいた。 初めての方もいっぱいなのに、いっぱい動いてくれたよ! その足で東京へいき、さおりちゃんに、真夜中だというのに特別にお願いをし、言葉にできない自分へのご褒美! 感動のボディセッションのワークとなった(わがまま聞いてくれてありがとう!)。 それは、エサレンマッサージ(彼女は資格保有者である)というか、エナジーワークというか。。。 まるで全身&エネルギー&ハートのエステ、みたいだった。もしくは、まるでペアダンスのよう。一緒に溶ける。本当に溶ける。どこにいるのかわからないような感覚。上、下、前、後ろ、私は浮いてるの? ああ、至福! 眠いんだけどね、心地よくて寝てたらもったいないダンス。とけたとけた。エネルギーの入っ