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醉茶禪 2)家族の使命

その「醉茶禪」チュイダサン・リゾート(韓国、済州島)は

すごかった。

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何がすごいって、こんなファミリーがいるんだ、というスゴさ。

そういう時代なんだと言うすごさ。

醉茶禪は、Tea and Meditation Retreat Hotel お茶と瞑想のリトリートホテル。

まず、一笑(イルソー)さんというおっさんがいる。

この人がオーナーであり、禅マスターなワケなんだが、

この人、OSHOのサニヤシン。つまりインドのOSHOのアシュラムにいた人。

ここまでなら、スピリチャルな人たちの中でけっこうな数がいると思うが(私も友人で少なくとも10人はいる)、このオッサンのすごいところは、18歳の末ムスメをそこに突っ込み、

その娘もサニヤシンにし、10年経って帰ってきた娘は、瞑想とムーブメントの常設ティーチャーとしてこのリトリートセンターの売りになっている。もちろん、自らも「茶の道。茶の禅」を、宿泊客に教えている。

6つの茶室があり、その中の一つはマスターの瞑想室にもなっており、瞑想に瞑想を重ねたエネルギーだけがもつ、ものすごい磁場を持っている。

そして、リトリートセンターのスタジオは、ラグーンに面していて、それは美しい。

朝の7時から毎朝、一笑さんの茶の心教室があり、宿泊客の多くがこのクラスをとる。

朝の8時からは毎朝、末娘のムーブメントのクラスがあり、宿泊客(ハネムーンの人たちも含む)がムーブメントをするのだ。

私が参加した時は25人くらいの全くムーブメントを知らない人たちが参加していた。こんなにもムーブメントを広めているなんて、すごい!としか言いようがない。

父は、姉娘をビジネスへと進ませ、付属のシーフードレストランを経営させ、その姉娘の婿をリトリートホテルの総支配人にした。

自らの嫁(娘たちの母)は、姉娘の経営するレストランのシェフである。

この一家のおふくろの味がレストランの味。この味は最高で、今まで韓国で食べた辛さの違いでしかわからなかった私の韓国料理に対する先入観をがっつり破る、辛いながらも繊細な味がそこにはあった。そのおふくろの味で売っている。

ここがしっかり流行ったから、リトリートホテルへの移行ができたらしい。

スピ系であり、アーティストなファミリーは、自分の書いた書や絵を、いたるところに飾るんだけど、これもまたセンスがいい。スタジオのテーブルは末娘が自ら作った。

そして、海を眺められるとてもアメリカンな素敵なポーチがあり、ボートやソテツが目の前にあり、ハンモックがかかり、そこで済州島の雨風をしのぎながら海を見る。ハワイやカリフォルニアのセンスのいいポーチもかなわないような出来だ。

そのポーチの横には、これまたオーガニック系のおしゃれなカフェもある。

スタジオ横のギフトセンターは、ロサンゼルスにあってもおかしくない、ロサンゼルスでもオシャレ!といわれるようなレベル。このプロデュース能力にも驚くのだ。

そして、それらを全て、家族全員でやっている。

いわば、この一笑オッサンの全てのコマがファミリーで揃っており、一笑オッサンの夢がここに具現化、実現している。

そして、スピリチャルとビジネスの融合で、ものすごい成功をはじめているというところがスゴいのだ。

ようは、このオッサンの、スピリチャルな、ワガママな夢を叶えるために、全ての家族が一致団結している。

多分、このオッサン、「我は人、人は我。だから我がやりたいことを通せばいい」という考えの超実践者なのでは? と思う。

しかも、このオッサン、とてつもなく魅力的で、すけべっぽいくせに、午後3時には、自分の嫁サンと一緒に海をみながらオヤツ(アイスクリームとか、クレープとか)を食べていた。

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