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「ペアを組む」ということ 1)

アンドレア・ジュハン博士の記事より

アンドレア・ジュハン phd 心理学博士

2015年、5リズムから独立。オープンフロア創始者の一人。

ガブリエル・ロスの片腕として、5リズムにおける心理学的な部分を受け持っていた。

2009年から2015年まで、私はこの先生について勉強していた。

5リズムのサイクルズという輪廻、社会的要素についてのワークショップでは彼女の年一回のサイクルズ・シリーズを5年、学んだ。敬愛する先生の一人。

「ペアになる」

コンシャスダンスでのエクササイズにおいて「ペアになる」または「パートナーになる」時に

ジャマする思考とチャンスの関係

もしあなたがコンシャスダンスと呼ばれるムーブメントや動く瞑想のグループプロセスの集まりいいるとき、よく使われる「ペアになって」とか「パートナーと向き合って」とか、次のエクササイズはパートナーと横に/前に/後ろに/並んでとか座って、とか、または誰かと組んでどう感じてるかシェアして/伝えて/見せて、とか指示されるのをご存知だと思います。

他の人とシェアする、考えや意見を共有するという指示は、幼稚園から最高のプロ教育に到るまで、ほとんど全ての学習環境で行われます。パートナー、ペアになるのは、生徒にとっても教える側にとっても、避ける事のできない、大切でインパクトのある、とてもよく使われる指示です。

教える側はグループメンバーの共有体験を通して社会的緊張を緩和し、グループの絆を促し、違いの学びを深くします。

教師だけでなく、ファシリテーターもイベントの大小に関わらず企画する人間も、イベントの成功と、仲間とのポジティブな関係性、クリエイティブなつながり、参加や購入の望ましい結果を得るためには、人々が安心してオープンかつフレンドリーにいられるようにする必要があります。

そんな時、直接的、間接的を問わず、他人と共有できる必要がありますね。たとえば、「アルコールは人間関係や絆を築く能力の欠如の代用として使われます。多くの場合、知らない人との出会いの不安定さを消し、楽にするために、パーティーなどでは、到着時すぐにアルコールが提供されます。

言ってしまえば、シェア(共有)するということは、このアルコールと同じような役目で、自分と他者の間で氷を砕くこと。そしてクリエイティブで建設的で需要的グループにするためには不可欠です。

ヘルスケアのプロやセラピストのためのエデュケーションでもある「オープンフロア」のダンス。そのワークショップやクラスでは(私はこのどれもの参加者であり教師でもありますが)、「パートナーになって」と言った途端に、参加者は知らない人や新しい人を避けて、自分の知っている安全な人を探し始めることに気が付いています。

「ペアになって」と言われて

すぐにできない人は、迷っています。

ある人はもし拒否されたら?除外されたり、見過ごされたら?と考えたり、

ある人は実際の生活の中で傷ついた事があって躊躇したり、

またある人は笑顔で迎えてくれるオープンで暖かい人を探し続けたり、

またある人は誰かみつける自信タップリだったり。

「ペアになって」で、

選ばれなかったり好かれなかったり傷ついて拒絶されたり、幼少期に人に選ばれなかったという傷が、ペアになることで明らかに浮き上がった場合、この人は選ばれなかったのだ、という他人の目に、凍りついてしまう恥の瞬間の心の準備をしていることもあります。

「ペアになって」で組んだものの、

互いを見ないでティーチャーを見ている人もいます。

知らない相手との距離が近すぎてどうしていいかわからず、相手を受け入れていいのか相手は自分にとって充分安全かを図っています。

「ペアになって」と言われて、

必ず数人はトイレへ行きます。

「ペアになって」と言われても、

絶対になるもんですか!と見下した目で見る人もいます。この場合、おそらく有益ではなく役に立たない理由がいっぱいあるはずです。

ひとつ大事なことに触れたいのですが、このコンシャスダンスの世界は、北アメリカとヨーロッパに見られる、ほとんどの場合「白人社会」向けの提案であるという大前提があるのですが、とにかく、、、

「ペアになって」と言われて、

種族的な人種の多様性から見るに、非白人は、除外され、見られない(ないものとされる)、という瞬間を味わう可能性を秘めていることもあります。

これと同様に、異性愛への偏見と、家長制度の男性社会ベースの歴史も多いに影響があります。

「ペアになって」と言われて

男性は女性を探し、女性は安全のために他の女性を探す。そして全てのジェンダーは、多分どこかのレベルで”キャンプ”みたいにホっとできる、女役のゲイや、バイセクシャル、トランスジェンダーなどを探す傾向にあります。

「ペアになって」と言われ、

とにかくもう疲れてるので、なんでも、そこにあるものなんでも、という一番自分にとって簡単な人をみつける人。

上記のケースでは、「今ここ」の存在感、つまりプレゼンス、より

プリファレンス(趣味趣向)が優先される。そんな部分があるなんて気づくことすらしなかった、好みに基づいて選択する部分があるわけです。

次につづく>>>

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