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アドレスとラベル

ちょっと英語の勉強ちっくに。

5リズムの海外ワークショップへ行くととてもよく聞く言葉のひとつに

「アドレスする addressing、 address yourself など」

が、あります。

今、自分が(または相手が)どんな状態か感じ、その状態を記述することを

「アドレスする」と言います。

いわゆる、今の自分が「心象風景の中のどこにいるのか住所を述べる」

そんな感覚。

そこにはなんの批判もありません。

たとえば

「左足の神経が少し右よりにぶい感じがします」

「ハートがきゅんとします」

「涙が出て背中が丸まって、取り残された気分です」

しっかり自分を見つめ、

自分の状況に気づき、

それをただ、述べる。

それが 「アドレスする」ということ。

また、その状況に対してセラピストやティーチャーが

「それは今、あなたの中でこういうことが起こっているからよ」

という事象、現象の説明も、「アドレスする」と言います。

「私は過去を振り返らない!」

「愛と光で生きていきます!」

アドレスは、単に、その状況を拾うことなので、

このアファメーション(宣言)は、アドレスではありません。

ここまでわかりました?

では、ラベリング。

ラベル。定義づけ。

「私はこうである」「こういうものだ」という名札。アイデンティティ。

ちょっともう一度、上を見て欲しいんだけど

アドレスは、アイデンティティではありません。

ただ、自分の今の状況をのべているだけ。

「あの人って悪い人」

「彼女はマテリアル」

「あの人は有名、あの人はお金もちで幸せだ」

「いつも彼は人を傷つける」

「あたしってこういう人間だから〜こういうとき、絶対にできないの。ムリムリムリ!」

「私は不良」(今どき不良って、、、)

「誰も私をわかってくれない。いつもそう!」

「彼女はイケてる美魔女だけど、私なんて」

「私、頑張っていきてるデキる女!」

「悲しくても胸を張って生きて行くの、ポジティブに愛で!なんて素敵なワタシ!」

身に覚えがありませんか?

これがラベリング。

ラベリングは、よくも悪くも、「限定」します。

「お母さんは絶対に許してくれない」

「先生はわかってくれない」

「だってあの人、ワタシのこと嫌いだから」

それも、母さんや先生、他者に対するラベルング。

そういえば「カテゴリー化して、レッテルを貼る」に近いかもしれない。

自己解決しちゃうのも、多分ラベリング。

「あの人がいま、こういう状況にいる」はアドレス。状況説明。

「(だから)あの人ってこうよね」は、ラベリング。レッテルを貼る。

この違い、わかりますか?

アドレスはいっぱいしてください。

自分の気持ちに気づくこと。自分の状況に気づくこと。

でも、ラベリングはしないでください。できればラベリングしてることに気づいて、やめたほうがいいと思います。

「私はこういうモノだ!」という決定は必要ない。

なぜなら絶えず変わるから。

そして、大概ラベリングには批判(ジャッジメント)が入っています。

あ、もちろん、目標を持ってる時の

「未来の自分はこうでコレだ」

に関しては別です。そこは混同せずに、それはいっぱいやって叶えてくださいね。

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