ストーリーと真実の違い 1)
「あんたんとこはいいわよ、でもウチは違うの。ウチは特別だから」
いや、どこも特別ではなく
同時に
どこも特別だ。
お役目が大きかろうと
お役目が小さかろうと
真実は基本的に一つ。
みな生まれて、みな死ぬ。
これは公平だ。
その中の流れがそれぞれに違うけど
流れをどう感じるかは感じる本人の自由。
できるだけドラマチックに
できるだけかわいそうな自分を演じたい人と
そういうことを全部俯瞰して見てる人と
どちらが悪いではない。
どちらも正しい。
ただ
全てはストーリーだ。
ストーリーはストーリーであって
普遍的な真実(とてもコアな)に
ストーリーをもってくるからややこしくなる。
ストーリーは重要だけども
ストーリーは振り回されやすい。
メロドラマみてると、
ああ、これやんなきゃ、何も起こらないのにな、
というところばかりがドラマになるよね。
つづく