「ペアを組む」ということ 2)

「ペアを組む」ということ 1 から続きます。

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私たち人間は、65億数年の進化の過程をすぎてさえ、こんな条件付けがまだ神経システムに危険信号として残っているなんて、これは大変な事態です。

本当は残ってないかもしれないけど、とにかく、現状のライフスタイルの中で危険信号を残している、という意味で、です。

もしも、「ペアになる」とか「シェアする」ことをうまく使い、これらの脳生理学的な中に残っているこれらの条件付けがやりなおせたら?

もし、オープンになることを学ぶ事でごまかしが減り、他人とその瞬間を共有できたら?

趣味趣向を超えた可能性が選べたら?(私の生徒のマイケル・ジプキンがかつてそう言ったのですが)

今ここ、の存在感を選び、そのプレゼンス(今ここ、の存在感)で生きる事で、これら全ては解決可能になります。

プレゼンス(今ここ、の存在感)で選択するということ:

さて、何に従えばいいのかというと、プレゼンスの選択に従う。

「今ここ」の存在感全てを兼ね備えたプレゼンスとは、全ての次元において体言化されているという意味の大きな存在です。言い換えれば、全ての次元に自分の体と心が開いているという意味の、大きな存在です。

そしてそのプレゼンスを持っていれば、たとえば「ペアになる」ときや見知らぬ他人と出会う時にも、その可能性は、趣味趣向を超えて、源よりサポートされている、ということ。

フィジカル(身体的)なプレゼンス

まずは自分の体の感覚、快適さ、不快感、緊張、温度、重さ、自分の仕草(腕を組んでいる、腕が開いている、社交的な笑顔、やわらかい笑顔、笑わない、顎を閉めている、パートナーを見ている、パートナーをみていない、など)や自分の体の感覚に気づくこと。身体からの気づき。

物理的、身体的観点から、このパートナーとどれくらいの「いまここ感」で関係を築くことが出来るかを感じます。まず自分の体を感じると、自分の体がパートナーを選びはじめます。

感情的プレゼンス

感情が沸き起こる感覚を感じます。感情を隠したり止めたりせずその感情に気づき、感情が自分の中をとおりぬける時、その感情を少しだけ体の中で味わう余裕のスペースを持ちます。それは恐怖かもしれないし、相手を慰る気持ちかもしれないし、好き、愛してる、喜び、相反する気持ち、警戒、興奮、魅力、嫌悪、魅力かもしれません。

それを感じることによって、落ち着いて、自分の今ここの存在を選ぶことができます。その結果、パートナーとも同じようにすることができます。

認知的プレゼンス

シェアリングにおいて、パートナーから聞いた事を自分の頭の中で再創造し、自分なりの解釈のストーリーを作り、それらを二人の関係性の中に反映し、入れ込むことができます。

そのストーリーとは、例えば「この人(目の前のパートナー)は私を好いてる?私はこの人が望んだパートナーかしら?この人は私を見ようとしていない」などなど。

その時に、「これは自分がそれらのストーリーを作り上げているのだ」ということに気づいて(自己認知)、自分のプレゼンスを選びます。そして自分が作り上げたストーリーを超えたところで、好奇心を持ってパートナーを見るように自分を開いて行きます。

無限のプレゼンス

相手を選ぶ際に、自分のアイデンティティーや共通性に焦点を当てるのではなく、この地球にともに住む人間として自分を開いていれば、ありうる限りの最大の可能性のフィールドを作り上げることができます。

この地球にすむ何億という人の中でこの人にランダムに出会い、また何人かは人生の中で一度も出会わないこの不思議に、私はとても興味を持ちます。

趣味嗜好を超えてプレゼンスをもって選びはじめると、趣味嗜好が示す自分の嗜好と体のシステムや神経生物学や自分が意識してきた過去があぶり出されたり、無意識の習慣が揺さぶられ動揺したり、自分のパターンや特性に充分なほど気づかされます。

このような無限のプレゼンスで素直に繋がったり混ざり合ったりするのは、ほとんどの人にとって簡単ではありませんし、みずからそのプレゼンスを選ばなければ、自然にやってくるものではありません。

このレベルのプレゼンスを育成するのはとても深く、重要なプラクティスです。そして、十分な覚悟も必要。何度もの繰り返しと、そして自分の源から湧いてくるリスクを背負うことを学ぶこと。好奇心とワクワクをもって、この可能性に挑むこと。

趣味趣向を超えた今ここの存在で選ぶということをもっともっと、さらに意識的に、意図的にして行くということが必要です。

そして、それが身についた後には、そんな選び方をしなかった過去を振り返り「あら、どうしてあの時、あんなのを選んじゃったのかしら?」と思うのかもしれません。

単に「ペアを組んで」と言う指示ひとつですが、趣味趣向ではなくプレゼンス(今ここの存在感)で選ぶこととの違いによって、こんなに大きな力と可能性があるということを私たちは実例としてたくさん見てきています。

「ペアを組んで」の指示に、開放感と好奇心を持って双方がともに「今ここ」のプレゼンスで挑むと、見知らぬ人または人々が偶然ペアを組んだように思えても、「お互いを知っている」と思える必要な相手が目の前に現れるということが起こるようになる、というわけです。

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雅代より〜

アンドレア・ジュハンのお話し、深いですね。

博士だけあって、ウイットに富みながらも難しい文章や言い回しも多くて、若干わかりにくいかも、ですが、

ようは、

自分のプレゼンス(今ここ感)には肉体的、感情的、認知的というようなステップがあるが、それらを越えた無限のプレゼンスにつながってしまえば、源にサポートされた自分に必要な人と必ず出会う、というワケだ、っちゅー話です。

そうなるには意識的、意図的にリスクを背負う勇気と訓練が必要。ここ、大事ですね。

そのために私は5リズムをしたりするワケです。

ちょっと理屈っぽい記事ではありましたが、いかがでしたか?

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