小田島先生の中の真実
マッサージの小田島先生は、ロス在住35年。
リトル大阪の異名をとるソーテルの、「ソーテル日本学院」の教室を借りて
月曜と金曜、根性で30年、オレンジカウンティから一回も休まずに来てる。
70才には見えないトレーニングされた体の、ひょろ〜〜んとした元業界人。
「オレね、意地でマッサージやってんの。だから、値段どーでもいいんだよ。」
と、いまどきチャイニーズのフットマッサージより安い金額でやってくれちゃう。
で、ウマいんだ、コレが。さすが35年。
「最近さ、ほんっと思うんだけどさ、
人生なんて、外じゃねえんだな。自分とどう折り合いつけるか、だ。
それがわかりゃ、もう卒業なんじゃねえの?
それを学ぶ為に来てるんだよな」
「うん、先生、5リズムってさ、それを学ぶツールなんだよ。」と私。
「そっか。そりゃいいツールだな」と揉み続ける。
「結局さ、自分に責任持って、
自分としっかり向きあうしかないと思うの。
いい人間じゃなくてもいいからさ、
外追いかけるんじゃなくて、自分と向き合う。
それやんないとさ、全部人のせいになっちゃうじゃない?」
「そう!そこ!てめえの責任とれないヤツは、ぜーーんぶ周りのせいにしちまうんだ。本当は何が起ころうと、どう自分と折り合いつけるか、っつーことだけなんだよな」
しばらくそんな難しい話をしてたかと思うと
急に大好きな車のハナシになる。
「昨日考えてたんだけどさ、昔はアメ車とか、イタリア車ってカッコよかったんだよ。だけど、今、どれもこれも同じでさ、なんでかな、ってずーーーっと真剣に考えてたんだよ。そしたら一つ、わかったことがあるんだけど、聞くかい?
車ってさ、四輪がエンジンで走る限り、どうがんばったって形態はもう変わんないんだ。だってデザインがソレで限定されちゃうもんな。ってことは、かっこよかったり、新しいデザインにしようと思ったら、輪っかとエンジンで走るんじゃなくて、、、ってトコから始めねえとダメなんだよな」
とか。
中でも名言中の名言は、、、
「世の中の男には二種類しかいない。
男がすきなオカマか、
女が好きなオカマか、この二つだ。
基本、男なんてみんなオカマなんだ」
これをオカマのミチくんに演説ぶってたのを見たときは爆笑した。
バシャールも、エクハルトトールも、ディーパックチョプラもいいけどさ、
こういうおっちゃんの中に、真実がある気がしてならない。
「おい、マサヨ〜、クラスのハガキ持ってきな。
こういう考え方すんのに必要なメソッドなんだろ?
みんな踊るようになるといいな。
ハガキ、うちに来る人たちに配るよ」
先生、ありがとう。