「良くなろう」2
良くなろうと、治そう、正そう、ということは
対比としてその反対を「イケナイこと」だとしている。
そのまんまの、イケナイ自分を受け入れられない。楽しめない。
良くなること至上主義であるがゆえに、
良くならないと、
「なんで良くならないの?なんで治らないの?」
と自分を(人を)ジャッジしたり、罰を与えたり、もうダメだと思ったりする。
誰がどう言ったって、
怖い(腹がたつ)ときは怖い(腹がたつ)。
一番危険なのは
「怖い(腹がたつ)と思っちゃいけない」と押し殺して
それを感じないように蓋をするコトだ。
そのうちに「痺れる」
そうするとホントの気持ちがわからなくなる。
岩が落ちてきて「怖い!」と思うのは反応的、本能的感情。
だが不安とは「こわがっちゃいけない」と、恐れに蓋をした時の二次的感情だ。
良くなることを目指せば目指すほど、
良くならないのはイケナイこと。
その良い、悪いの間の距離に、不安が存在し、自己否定が存在する。
あがけばあがくほど、蓋をすればするほど、
蒸気みたいにモヤモヤは上がってくるのだ。
「はっ、いやな感じが出てきた!これは違う、これはヤバい!」と
「こんなハズじゃなかった。あんなに色々やってるのに!」と。
これが、「良くなろう」とするときのワナなんですと。
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