済州島で光と影と
済州島は「Dance of Shadow」だった。
韓国の人たちは、すっごく素直で、すっごくまっすぐで、すっごく明るくて、おしゃべりが大好きで、すっごく熱い。
その暖かさに泣きそうになる。
自分の状況や自分の影を包み隠さず、話してくれる。
その話が、気負うことなく、競うことなく、装うことなく、本当にストレートで、強くて弱くて、いわゆる英語でいう「Vulnerable」ってヤツで、本当に感動する。
彼らの影は、日本人にも似ていて、
同じアジアの人間として、すごく押さえつけたところもあって、
だけど、被害者意識的にはもっと熱烈で、
だけど、一旦わかると、すっと引いて、
日本人との違いは、
日本人は同じようなものが下にあるのに、
それをツイストさせ「そんなものがないフリ」をする。
かしこぶった自分(私ね)のようだ。
韓国の人たちは、ないフリをしない。
私は、そこに感動をした。
だから、私も、よりまっすぐに向き合った。
牽制球など、一つも投げない。
私も直球で向き合った。
韓国は、自分を大切にして、
自分を温める(子供が生まれてもタケノコみたいに包むし)
この文化のベースにあるものに、私はとても惹かれた。
ドグマ(教義)さえ脱げば、韓国はすごい国になる。
そう言えばロサンゼルスでも、
Kタウンとリトル東京の違いは
気取りなぐったリトル東京は潜んでゆき、
一生懸命、気取らず頑張るKタウンはどんどん発展して行く。
国際的に、そちらの方が通じるわけで。。。
失敗した時、なぜだ!と熱く求める韓国。
失敗した時、感情を隠しサラっと去る、もしくはハラリと悲しむ日本。
私は韓国の人の熱さとストレートさに
ちょっぴり嫉妬した。
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済州島では、美味しいご飯を食べ、
炭酸温泉へ入り、
プロデューサーのダンシングサン、テラと涙の別れをした。
Love you guys so much!!!